お便りが届きました

先日、事務局に清水区で活動しているボランティア団体「上力町交差点花壇育成会」様からお便りが届きました。
貴重なご意見なのでご紹介したいと思います。

公益財団法人 静岡県グリーンバンク様

私たちの花壇は、静岡市が静岡市道の敷地内交差点に造った花壇へ、地元自治体の有志がボランティアで育成管理しています。これも花苗をはじめ肥料や資材が支給(補助)されるから行っています。年2回、6月と11月に花を植えつけていますが、長く花が咲き続け楽しまれるよう土づくりを重視し、植えつけの前には必ず堆肥を多く入れ深く耕しています。おかげで毎回、大きく良好に育ち長期間花が咲き、多くの人達に喜ばれ、お褒めの言葉も頂いております。管理している人達も自慢できる花壇で、皆は作っていることを誇りに思っていて意欲的に管理に携わってくれています。

しかし、これらの経費を自己負担までして公である市の花壇を管理する気持ちはありません。年を重ねて行くと補助金が減額されることに前々から疑問を持っています。こうした花壇こそ継続が大切であると思います。しかし、長く続けることは、いろいろ困難も生じ、実に大変なことです。市や貴法人など指導機関は、このような事業こそ極力長く続けて頂くよう指導し、仕向けることが重要と考えます。緑化グループ支援事業の趣旨にも“地域緑化活動の推進及び花と緑にあふれた潤いのある空間づくりを促進し、県民の緑化思想の高揚に寄与するため緑化活動を実施するボランティア”とあり、当然長期にかかる事業活動です。私たちも、花のある潤いのあるきれいで明るい町づくりに、これからも続けて努力していきますので必要な経費は今まで通りいつまでも補助して頂くことを強く要望致します。

平成26年4月21日
上力町交差点花壇育成会